仙台城南が昨夏準Vの聖和学園に13安打11得点し、6回コールド勝ちした。

8強入りは東北工大高時代の94年以来29年ぶりで、現校名では初と新たな歴史を刻んだ。3打数3安打3打点の活躍を見せた岡村太貴主将(3年)は「正直、実感が湧かない」と話した。

1回無死一、三塁から1点を先制されたが、焦りはなかった。「(先発右腕の)安住(馨祐)やバックが1失点で終わらせてくれた。ベンチの雰囲気も悪くなく、よく1点で止めた雰囲気だった」。同裏に佐藤龍翔内野手(3年)の2点適時二塁打で逆転すると、3回は打者一巡で5得点し、優位に立った。

岡村は6点リードの5回1死二、三塁、カウント2-1からスクイズを試みたが、大きく外されたボール球にバットを当てられず、三走が走塁死。気持ちを切り替え、同3-1から右翼線に適時二塁打を放ち、ダメ押しの1点を挙げた。「何としても食らいついて1点を取りたいと思っていた。結果はツーベースになって良かった」と喜んだ。

2回戦は第2シード仙台商に延長10回タイブレークの末、逆転サヨナラ勝ち。3回戦は昨夏準V校を破り、勢いを加速させる。過去最高は92年の4強。岡村は「もっと上に行きたい」と闘志を燃やした。

準々決勝は19日、第5シード古川学園と対戦する。