世代屈指の左腕、享栄・東松を攻略したのは愛知3連覇を狙う愛工大名電だった。東松から7点を奪い、昨夏王者のプライドを見せつけた。金森洸喜主将(3年)は「ボールが速くて勢いがあって、全国から注目されている投手なんだな」と実力を目の当たりに。それでも試合序盤で攻略に成功した。
東松対策に2日間、打撃中心の練習に励んだ。「まずは東松が投げるのを予想して、マシン打撃で速い球を打ち返す練習を」と明かした。「マシンの球の速さも147キロから150キロあたりで」とこの日スカウトのスピードガンで計測された最速146キロに近い球速で東松のストレートをイメージし、ひたすら打ち続けた。野手だけでなく投手力もあるチーム。2試合連続コールド勝ち、3試合連続無失点と攻守にバランスのとれた試合運びで、4強入りを果たした。

