全国高校野球選手権に初出場した新潟県代表・東京学館新潟の新チームが11日、始動した。9日の1回戦・市和歌山戦に4-5で惜敗した翌10日に帰郷。1、2年生の新チームには素早く切り替わったが、県内“最遅”のスタートになった。
秋季高校野球新潟県大会は9月7日に開幕するだけに新チームの強化は急務。旅川佑介監督(41)は「大至急、チーム作りをしなければならないが、あの会場(甲子園)見てのスタート。意気は高い」と言った。初練習は実戦形式のトレーニングを約2時間、繰り広げた。
練習に先立ち、3年生23選手、女子マネ5人の計28人が1、2年生に最後の言葉を送った。新チームメンバーと向き合った前主将の八幡康生捕手(3年)は「甲子園出場で引退できる自分は幸せ者」と話し、「2年生の代のチームカラーを早く見つけて極めてほしい」と続けた。今夏、実現できなかった甲子園1勝を後輩に託した。
旅川監督は当面、新主将を決めない意向。新チームの先発メンバーも白紙で全員がゼロからのスタートになる。2年生でただ1人甲子園で安打している森田蒼生遊撃手(2年)は「1人1人の個性は強い。そのすべてを生かすチームにしたい」と話した。【涌井幹雄】

