U18W杯(31日開幕、台湾)に出場するU18日本代表が、大会と同じ7イニング制で練習試合を行い、接戦を制した。

今秋、ドラフト候補に挙がる大阪桐蔭の前田悠伍投手(3年)が、大阪大会決勝以来の実戦マウンドに立った。

2-1と1点リードで迎えた7回に4番手としてマウンドに上がると、140キロ台前半の直球を中心に力強く投げ込んだ。2人目の打者への死球がこの日最速の145キロを記録。走者を許すも後続を三振と二ゴロで打ち取った。

タイブレーク練習のために行われた“8回”1死二、三塁では、「力が入ってシュート回転した」と、左越え3ランを被弾。2イニングを投げ打者6人に対し1安打3失点(自責1)。「もっと厳しく投げなければいけないと思いました」と反省を口にした。

決勝で敗れた後、実家に帰り1週間ほど休養を取った。再び大阪桐蔭の寮に戻り、後輩たちとともに練習。主にシードバッティングなどゲーム形式で投げ、実戦感覚は磨いてきた。打たれはしたが、「1球1球、丁寧に投げられたと思います」と、順調な調整ぶりをアピールした。

U18日本代表では、エース番号の「18」を背負う。「マウンドに立ったら自分がエース。チームのために投げ込んでいけたら」と、覚悟を口にした。馬淵史郎監督(67)は「最後は打たれたけど、いい球は投げていた」と、先発として期待。前田は「夏(大阪大会)は悔しい負け方をした。もう1度投げられるチャンスをいただいた。悔いのないピッチングをしたいです」。高校日本代表のエースとして。前田は、高校最後の舞台に、全力投球する。