大阪桐蔭が接戦を制して8強に進出した。同点の9回に境亮陽(2年)の中犠飛でサヨナラ勝ちした。

新エースの平嶋桂知投手(2年)が3失点で完投した。7回までは走者を出しながら無失点で踏ん張っていたが、8回に制球を乱して押し出し死球と内野ゴロで2-2とされた。それでも「自分が取られてしまったので9回は抑えて流れを持ってこようと思った」と9回は打者3人を圧倒。サヨナラを呼び込んだ。

今年6月の練習試合で154キロを計測したことがある豪腕。前チームから経験を積み、今秋は主戦として大事なマウンドを任される。速球だけでなく緩急もつけられ、多彩な変化球で要所を抑えられるのも強みだ。U18W杯で日本代表のエースだった前田悠伍(3年)の後を継ぎ、名門の「背番号1」を背負う。

「今まではただ思い切ってやっていた。これからは自分がしっかり引っ張りたい。前田さんはどんな場面でも動じないメンタルがあった。そこは自分に足りないところ。(背番号1は)代々、引き継がれてきたものなので、責任を持って、攻めていきたい」と口元を引き締めた。