鳥取城北があと1球で敗退の場面から逆転サヨナラ勝ちで6年ぶり6度目の夏の甲子園出場を決めた。
1-4で迎えた9回裏。1点を返してなおも無死満塁から三走のけん制死と三振で2死一、二塁となった。ただ、3番平山暖也外野手(2年)が追い込まれ、敗退まであと1球から左翼線へ同点となる2点適時二塁打。4番で主将の石黒尚捕手(3年)が申告故意四球で一、二塁として橋本那由太外野手(2年)が右中間にサヨナラ打を放った。
勝った鳥取城北も負けた米子松蔭も涙。劇的な幕切れで鳥取城北が甲子園を決めた。
大林仁監督(40)は「本当につよい選手たちなので心配してませんでしたが、苦しい日々を表現してくれた。たくましい選手たちです」と選手をたたえ、石黒主将も「最後の2アウトからでも誰もあきらめることはなかった。橋本は頼れるバッター。堂々とやってくれた。よく打ってくれた」と笑顔を見せた。
◆鳥取城北 1963年(昭38)創立の私立校。生徒数1208人(女子584人)。野球部は69年創部。部員数93人(うちマネジャー4人)。甲子園は春4度、夏は6度目。主な卒業生は能見篤史(阪神)藤原良平(西武)ら。所在地は鳥取市西品治848。石浦外喜義校長。
◆Vへの足跡◆
2回戦4-2米子工
準々決勝10-1八頭
準決勝7-1米子北
決勝5-4米子松蔭

