小松大谷(石川)が3年ぶり3度目の出場で、念願の甲子園初勝利をつかんだ。甲子園での過去2試合はいずれも夏にこの日と同じ先攻でサヨナラ負けを喫した。今回も接戦となったが、三度目の正直で悲願を達成した。

1回表に幸先よく3点を先制したが、すぐさま裏に追いつかれた。その後は5回まで両チーム無得点で、均衡が破れたのは6回。1点の勝ち越しを許したが、直後の7回無死一、二塁から田西称(たさい・とな)内野手(2年)が右中間を破る2点適時三塁打を放って逆転に成功。三塁ベースに足から滑り込んだ後、ベンチに向け、喜びを爆発させた。続く4番で主将の東野達(いたる)捕手(3年)も右前適時打を放ち、この回3点を奪った。

8回にも田西と東野の適時打で1点ずつ追加。計8得点を挙げ、夏の甲子園4年連続出場で、今春の九州王者・明豊(大分)を倒した。

同校初めてとなる甲子園での校歌斉唱。ナインは晴れやかな表情で歌いあげた。田西は「最高の校歌(斉唱)でした」と話した。「なんとか1つ勝って、学校の歴史変えようってみんなで話していて、まずは1個。ほっとしています」と心境を明かし、試合を決めた逆転三塁打は「ピッチャーもずっと粘って投げていたので、なんとか楽にさせたいなという強い思いで」と振り返った。西野貴裕監督(49)は「自分たちのやることに集中してくれていたのは勝利の(要因となった)1つかな」と喜んだ。【塚本光】

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