22年以来の3年ぶりの春王者を目指す大阪桐蔭は、プロ注目右腕の奪三振ショーが光り、準々決勝進出を果たした。

NPBスカウトがネット裏に列席した中先発した最速153キロ右腕・森陽樹投手(3年)は、5回無安打8奪三振無失点の“ノーノー”投球でスコアボードにゼロを並べた。「秋も(近畿大会初戦で)負けて、まだ新チームで優勝していない」と悔しい思いを胸に投げた。

昨秋は背番号1だったが、プロ注目コンビの中野大虎投手(3年)にエースナンバーを譲り、背番号10で臨んだ一戦。巧みに三振の山を築き、走者は初回に与えた1四球の1人のみ。二塁を踏ませない投球を披露した。「春も負けたら、夏もないぐらいの気持ちで戦って、絶対勝ちます」。

この日、NPBスカウトのスピードガンで最速147キロをマーク。視察した広島鞘師スカウトは、「(特に)カーブがよかった。元々(の素材)がいいし、途中から力みもなくなっていた。夏の最後まで見ていきます」と評した。