王者横浜は、土壇場でも強かった。4-4で迎えた延長10回タイブレーク、2死二、三塁から駒橋優樹捕手(3年)の中前適時打でサヨナラ勝ち。7年ぶりの優勝で、昨秋から続く公式戦連勝記録を25に伸ばした。東海大相模に先手を取られる苦しい展開も、4回途中から登板したエース奥村頼人投手(3年)が6回2/3を4安打5奪三振無失点の好投で流れを引き寄せた。

○…決勝戦を観戦した横浜の渡辺元智元監督(80)は、粘り強く勝ち抜いた強さを「一貫して村田野球が変わらないこと」と評価した。「信念がブレない。先発の織田を良くなりつつある2回で降板させた。そこが大きい。最後は奥村頼。センバツでの悔しい思いをぶつけたようなピッチングだったね」。選手の日ごろの努力、気持ちを把握しながら、ここぞの場面で起用する。「同じような野球の中でも変化している。これが強さですよ」とたたえた。

横浜vs東海大相模 高校野球春季神奈川大会決勝/スコア詳細