2年連続出場で令和初の県勢初戦突破を目指した宮崎商は、惜しくも敗れた。開星(島根)相手に今大会初のタイブレークにもつれ込んだが、5-5の10回裏無死満塁から犠飛でサヨナラ負け。悲願の勝利には届かなかった。

宮崎大会は5試合中の4試合を1点差の接戦で勝ち上がってきた。全国の舞台でも持ち前の勝負強さを発揮。2度先行を許す苦しい展開となったが、橋口光朗監督(39)の「今年のチームは劣勢の場面で不思議な力を発揮してくれる」という言葉通り、9回に試合を振り出しに戻し、タイブレークまで奮闘した。

昨年の甲子園では1点差で中京大中京(愛知)に初戦敗退。その試合で唯一ベンチ入りしていた日高有希也(ゆきや、3年)内野手が今年のチームをけん引した。打っては3打数2安打1打点。6回1死からマウンドにも上がり、強力打線に立ち向かった。「自分の力だけでは絶対にたどり着けなかった。2度もこの素晴らしい場所に立てて悔いなくやりきりました」。目を真っ赤にして高校野球を全うした日々を振り返った。【佐藤奨真】

【甲子園】第3試合の金足農-沖縄尚学は16時15分開始 仙台育英、開星が初戦突破/速報中