3年ぶりの日本一を狙う仙台育英(宮城)が鳥取城北(鳥取)に快勝。2年ぶりの白星を挙げるとともに出場4大会連続で初戦を突破した。先発の左腕、吉川陽大投手(3年)が今大会の完封一番乗り。140キロ台の直球とスライダーなどを低めに集めて5安打完封、12三振を奪った。

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18歳の幕開けは忘れられない日になった。川尻結大(ゆいと)捕手(3年)が、7回まで好リード。さらに、打っては1安打。4回無死一塁、エンドランのサインに逆方向に転がし、右前打にしてこの回4得点を導いた。「自分が練習してきたことをしっかりとやれました」。さらに、6日は18歳の誕生日。「『誕生日に試合ができればいいな』とは思っていましたけど、(佐々木)主将が引いたので、不思議な縁を感じました」と川尻もびっくりの抽選結果だった。

だが、アクシデントにも見舞われた。今大会から2部制を導入し、この試合は午前8時開始も、すでに気温31度超え。終盤にさしかかった同10時には、34度を超えていた。川尻は7回守備時に両脚を痛め、1度はベンチに退くも、再び守備へ。だが、8回の打席に代打が送られ、途中交代となった。試合後には大会本部から「両太もも、両ふくらはぎなどにけいれんが見られ、医師からは『熱中症の疑い』とのこと」と発表があった。

大会本部を通して川尻は「今日迷惑をかけてしまった分、次の試合にしっかり取り戻して、勝ちに貢献できたらと思います」と意気込んだ。

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