神戸国際大付(兵庫1位)が智弁学園(奈良1位)に競り勝って、16年ぶり3度目の優勝を決めた。

初回に2点を先制されたが、その裏に相手投手の乱調につけこんで6点を奪って逆転。ただ、2回途中から救援した豊岡速伍投手(2年)が3回に4点を失って同点とされる。

互いに得点がないまま8回を迎える。2死から主将の井本康太捕手(2年)が安打で出塁すると、橋本大智投手(2年)が左中間へ適時二塁打で勝ち越しに成功する。井本は「何としても後ろにつなごうと思いました。抜けろという気持ちで走っていました」と決勝ほホームを踏んだ。

橋本は投手としても6回途中から救援。走者を出しながらも粘りの投球で得点を与えない。9回も続投。2死三塁を背負ったが、最後は空振り三振に仕留めてリードを守り切った。マウンド付近で歓喜の輪ができた。

青木尚龍監督(61)は「本当に感無量です。うれしい」と喜びの声を上げた。井本も「本当に報われた。20人だけの優勝じゃない。スタンドに感謝しています」と笑顔を見せた。

神戸国際大付は09年以来、16年ぶりの近畿王者に立った。明治神宮大会の出場権を獲得。初戦は15日に中京大中京(愛知)と対戦する。井本は「チーム一丸となって戦っていきます」と意気込んだ。