今春センバツに出場する智弁学園(奈良)が、今年の練習試合解禁となった7日、同校グラウンドで練習試合を行った。
プロ注目の最速149キロ左腕の杉本真滉(まひろ)投手(3年)が、昨秋近畿大会に出場した市尼崎(兵庫)戦に先発。5回1安打8奪三振無失点と好投した。
昨晩に降った雨の影響が残る中だったが、修正力を見せた。初回こそ四球で走者を出したが、2回以降は安打で1人出塁を許したのみ。この日の最速は145キロを計測し、三者連続を含む8奪三振と圧倒した。
「マウンドが思ったよりぐちゃぐちゃだったので2回以降は考え直して投げた。修正力は課題としてやってきたので、いい結果が出たかな」と納得の表情を浮かべた。
花巻東(岩手)とのセンバツ初戦まで残り2週間。直球にも変化球にも一定の感触をつかんだ。「真っすぐでも変化球でもどちらでも押せるのは、冬を通して変わってきたのかなと思う」。最速は140キロ後半を誇る直球に加えて切れ味鋭いスライダーも持ち合わせる。この日も打者16人と対戦し、8奪三振とドクターKぶりを発揮した。
初戦の花巻東には今大会注目の古城大翔(ふるき・だいと)内野手(3年)がいる。「ものすごくいいバッター。パワーもミート力もある。対戦してみたい」と心待ちにした。
仮に1回戦を勝ち進んでも、2回戦では横浜-神村学園の勝者との対戦が控える激戦ブロック。「強い相手と野球がやりたかったので良かった。神宮大会に出れなかった分、春の甲子園で全国の強いチームとやりたい気持ちが強かった」と自らの現在地をはかる意味でも歓迎した。
6日夜には侍ジャパンのWBC初戦をチェック。同校OBの岡本和真内野手(29=ブルージェイズ)も適時打を放った。杉本も「先輩らがああやって活躍しているので、それを目標にして超えるようにしたい」と刺激に変えて、全国舞台に挑む。

