和歌山南陵の公式インスタグラムは10日、理事長兼校長の甲斐三樹彦氏が逝去したことを発表した。「理事長・校長の甲斐三樹彦の逝去のおしらせ」と題した投稿文は、下記の通り。
「3月9日、当学園の理事長であり、本校校長の甲斐三樹彦が逝去したことをご報告いたします。
故人は、生涯を通じて人を愛し、誰よりも学校を愛し、入学式や在校生の卒業式を心待ちにしておりました。教職員・生徒一同、深い悲しみに包まれておりますが、学校や生徒の活動が止まることは、故人の願いに反するものと考えております。そのため、私たちはこれまで通り、通常の学校運営を続けてまいります。また、今後の学校経営につきましても、どうぞご心配なきようお願い申し上げます。
現在、警察による検証が進められており、事故の詳細については明らかになっておりません。検証中の事案であるため、推測に基づく情報や不確実な内容をお伝えすることはできません。詳細については警察の発表をお待ちください。
なお、ご遺族の意向に最大限配慮し、慎重に対応してまいります。
合わせて、本校教職員及び生徒保護者への取材等につきましては、心情に鑑み、ご遠慮くださいますようお願い申し上げます」
同校は経営難から新規生徒の募集を停止していたが、元経営コンサルタントの甲斐理事長が、経営再建に名乗り上げ、尽力していた。
24年夏には、同理事長が仕掛け人となり、レゲエ歌手のINFINITY16とWARSANを起用した新校歌「一歩前へ」が話題を集めた。同年は3年生のみ10人で和歌山大会に単独出場。同年秋に募集停止措置が解かれ、25年春には、22年以来の新入生12人(野球部6人、バスケットボール部5人、吹奏楽部1人)が入学。また、2年生1人が他県から転入し、野球部員は7人で再始動。昨夏、昨秋は連合チームで出場していた。
今年も新入生の入学を予定しており、野球部は今夏2年ぶりに、単独チームで県大会出場を目指しているところだった。

