お互いの矛と矛とがぶつかり合う攻撃的な展開が見られそうだ。大会5日目の第3試合で登場する三重と佐野日大(栃木)は、ともに打線の活発ぶりが目を引く。三重は昨秋の東海大会3試合いづれも2桁安打で大量得点を挙げるなど破壊力抜群で、前野元佑(げんすけ)外野手(2年)はここぞという場面で結果を残し勝負強さが売りの下級生だ。

対する元阪神の麦倉洋一監督(54)率いる佐野日大は止まらない「佐野ラーメン打線」で対抗する。地元名産の佐野ラーメンのように、細く長くつながりのある攻撃で相手投手陣に襲いかかる。注目はPL学園(大阪)を春夏合計6度の優勝に導き、甲子園通算58勝の中村順司さん(79)を祖父に持つ主将の中村盛汰内野手(3年)。偉大なる祖父を喜ばす勝利を手にするべく、粘り強く腰のある打力で貢献だ。