左手首付近を骨折している山梨学院の菰田陽生投手(3年)が主将としてベンチから勝利を支えた。
伝令にも登場するなど、ナインに声をかけ続けた。「勝ってくれて本当に良かった。全員にありがとうと伝えたい」と笑顔を見せた。
22日長崎日大戦の一塁守備で打者走者と接触し、「左橈骨遠位端(とうこつえんいたん)骨折」と診断を受けた。「けがしたときは試合に出れなくて悔しい気持ちが一番だったんですけど、今は大会期間ですし、落ち込んでいても何も始まらない。今できることは声やキャプテンとしての部分」と献身的にサポートした。
今大会ではプレーヤーとして欠場。「甲子園の舞台で出れないのは悔しいですし、キャプテンとしてフィールド内に立てないの悔しい気持ちが一番なんですけど、こうなったからには今の自分にできることを精いっぱいやって、チームに貢献するしかないかなと思っています」と前を向いた。
骨折と診断され、家族にも報告。「『投げれるだろ』くらいの言葉だった。あんまり心配はされなかった」と苦笑いを浮かべた。
幸いにも利き手の右手は無事で、スローイングは通常通りにしているという。「夏には間に合わせたい」と思い描いた。

