<高校野球岩手大会:花巻東5-1盛岡大付>◇26日◇決勝◇岩手県営野球場

 花巻東が2年ぶり7度目の甲子園出場を決めた。

 1回に先制を許したが。5回に茂木和大内野手、細川稔樹投手(ともに2年)の連続適時打で逆転。6回にも3点を加えると、細川が今春センバツ出場の盛岡大付相手に9回5安打1失点で投げきった。昨夏は日本ハム大谷を擁しながら決勝で敗れ、甲子園出場を逃した。その昨夏決勝、さらに今春県大会でも敗れた相手に雪辱を果たし、“逆転の花巻東”が岩手の頂点に立った。

 佐々木洋監督(37)は「選手に感謝です。頼もしくて涙が出てきました」とナインをたたえた。