北海が25日、札幌市役所と道庁を表敬訪問した。市役所では上田文雄札幌市長(60)に「甲子園に札幌代表が出ず寂しい思いが続いていた」と駒大苫小牧を倒しての出場を激賞された。道庁では高橋はるみ知事(54)が「2回、決勝の応援に行かせてもらいましたが」と、ここでも駒大苫小牧の話が出た。

 そこを直接たたいての9年ぶりの甲子園。ナインには「オレたちも…」という思いが強い。まだ初戦の相手は決まっていないが、小林勇登主将(3年)は「北海道の代表として悔いを残さずプレーしてきたい」と知事、そして道民へ、短いが気持ちを込めた決意を述べた。