<全国高校野球選手権:高岡商5-1大府>◇5日◇1回戦

 高岡商が終盤の連打で大府を突き放し、21年ぶりの夏1勝を挙げた。1-1で迎えた7回、2死から連打で一、二塁。阿部達也内野手(3年)が右中間を破る決勝の適時三塁打を放ち、さらに3連打で2点を追加。この回に4点を挙げた。2年生エースの福島剛士は味方の堅守にも支えられ、1失点完投。87年の2回戦、長崎商戦以来の夏の白星に、宮袋誠監督(42)は「たくさんの方に支えていただきました」と、周囲の応援に感謝していた。