<全国高校野球選手権:報徳学園7-3鹿児島実>◇13日◇3回戦

 鹿児島実の12年ぶりの8強入りは果たせなかった。6回以外は毎回走者を出しながら、11残塁と攻めきれなかった。最終回に森田祐司(3年)が2ランを放って意地を見せた。「弱いと言われていた打線が甲子園では打てたし、2回戦では延長で勝つ粘りを見せてくれた。このチームがここまでやって感動しています」。甲子園初さい配だった宮下正一監督(35)は選手の頑張りをたたえた。