<全国高校野球選手権:報徳学園7-3鹿児島実>◇13日◇3回戦

 報徳学園が鹿児島実に快勝し、優勝した81年以来の8強入りを決めた。2回にエース近田怜王(れお=3年)らの4安打で、3点を先制。さらに4番の井上貴晴外野手(3年)の3安打3打点で、中押しにダメ押し。近田は9回1死二塁から2ランを浴びたが、鹿児島実の強力打線を3点に抑えた。27年ぶりのベスト8に、近田は「自分たちで(報徳学園の)伝統を作り直そうと、甲子園にやってきました。これからも力を合わせて頑張ります」と言った。