<高校野球秋田大会>◇21日◇準々決勝

 来年4月に鷹巣農林、合川、米内沢と統合され「秋田北鷹(ほくよう)」に生まれ変わる鷹巣が、秋田中央に5-4でサヨナラ勝ちし、現校名最後の夏に11年ぶり2回目のベスト4進出を果たした。

 4-4の延長10回裏2死二塁から、9番の藤嶋梢平二塁手(3年)が中前に決勝適時打を放った。藤嶋は「みんなが泣いて自分に駆け寄ってくるのを見て、もらい泣きしちゃいました」と笑顔。湯沢淳監督(34)は「さらに勝って地域に恩返ししたい」と話した。このほか、秋田商、能代商、西仙北の3校が4強に駒を進めた。