<高校野球兵庫大会>◇26日◇準々決勝

 春夏連続の甲子園を目指す神港学園が長田を11-0の5回コールドで破った。高校通算94本塁打の3番伊藤諒介(3年)は2安打したものの、1発はなし。「ホームランより、つなぎ、走者を返すことを考えています。どんな形でもチームが勝てばいいです」と話した。エースの145キロ右腕・前仲正志(3年)はこの日、先発で3イニング、33球投げただけ。北原光広監督(57)は「きょうも前仲でいくか迷ったけど、やはり彼で試合を作りたかった。準決勝からは彼と心中です」と話していた。