<高校野球福岡大会>◇10日◇3回戦
世界の舞台で輝く先輩に負けない!
W杯日本代表DF長友佑都(23)の母校東福岡が福岡舞鶴を10-2と7回コールドで破り、3回戦を突破した。W杯で世界の強豪を相手に戦う長友先輩の姿に刺激を受け、3年ぶりの甲子園出場を目指す。
追いかけるボールは違っていても、勝利を目指す気持ちは先輩にも負けない。東福岡が福岡舞鶴をコールドで破りこの夏2勝目を挙げた。初戦の博多工戦ではサヨナラ勝利で辛くも初戦突破したが、この日は横綱相撲で圧勝だった。
1回から主軸のバットが猛威を振るった。1回1死二塁から3番山口晃平外野手(3年)の三塁打で1点先制。続く4番上村昇平外野手(3年)が左中間スタンドへたたき込む2ランで先制パンチ。3回にも山口の三塁打と上村の犠飛で1点を追加。10得点のうち5点を2人でたたきだした。「1回の3点は大きかったですね」と葛谷修監督(52)はクリーンアップの働きに目を細めた。
W杯日本代表の活躍にナインもテレビにくぎづけだった。特にDF長友は同校OB。「ヒガシの先輩なので注目して見ていました。負けないように頑張らなくてはと思いました」と上村は世界の強豪相手にピッチで躍動する先輩の姿に大きく刺激を受けた。19日のオランダ戦は、遠征先の宿舎でみんなで観戦。「負けたけど全力を出す姿がすごかった。ヒガシから世界で頑張っている先輩がいるのは励みになります」と山口も声を弾ませた。
チームのスローガンは「みんなで1つの方向へ一丸となって行こう」。みんなで目指す先は甲子園。全員が1つになって決勝トーナメントに進出した日本代表のようにチームワークは抜群。今度は僕らが甲子園で頑張る姿を先輩に届けてみせる。【前田泰子】

