大河女優の菜々緒(28)がノーバン投球を披露したが、制御しきれず、悔しがった。

 セットポジションから放った1球は、外角へ外れながら捕手市川のミットにノーバウンドで収まった。

 「ちょっと左(一塁側)にそれてしまったのが、本当に悔いが残りましたね。練習は1度だけやったんですが、その時は真っすぐ投げられていたんですけれど。届いたのは良かったんですが、捕手が動かなくていいくらい、ちゃんとミットに投げたかったです」と、反省した。

 NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」では徳川家康の妻、築山殿として出演中。凜(りん)とした劇中の表情とは違い、ポニーテール姿で登場し、堂々とした投げっぷりに場内からは拍手が送られた。

 この日は「株式会社オープンハウス」協賛の「東京に、家を持とう。オープンハウス・デー」と開催され、菜々緒はCMに出演する縁で大役を務めた。

 10年にも東京ドームでの日本ハム戦で始球式の経験がある。当時は水着姿で登板し、今回同様にノーバン投球を披露した。

 「始球式は7年前にやらせていただいたことがあるんですが、その時にお聞きしたアドバイスを生かせませんでした。悔しいです」と、最後までコントロールミスを気にしていた。