福岡県出身の女優吉本実憂(20)が始球式を行った。

 この日は、女性入場者にピンクのユニホームを配布する「タカガールデー」。当初はタカガールアンバサダーの女優西内まりや(23)が務める予定だったが、体調不良のため吉本が代役に選ばれた。

 子供の頃からホークスファンの吉本は、ピンク色のユニホームの左胸部分にペンで「鷹」と書き込み、白と黄色のホークスカラーのネイル姿で登板。人生3度目、ヤフオクドームでは初となる始球式だったが、ボールは打者茂木の背後にワンバウンドで届く結果となった。

 吉本は「緊張しました。楽しかったし、夢がかなったけど、(捕手まで届かず)悔しかった」と複雑な表情。それでも「スタンドがピンク一色で、女性の方たちの思いも届けることができたかなと思う」と、胸を張った。