阪神が14安打10得点の猛攻で中日に圧勝した。福留が1カ月半ぶりとなる7号2ランを放つなど、序盤から試合の主導権を握った。メッセンジャーは8勝目を挙げ、4番とエースの活躍が光った。金本知憲監督(49)の試合後の談話は以下の通り。

 -上本が4安打

 金本監督 上本もそうだが、僕の中では孝介の1発かなと思っている。

 -福留に久しぶりの本塁打が出た

 金本監督 チームにとって、大きい。久々にスカッとするホームランを打ってくれた。大きかった。

 -4番が打てば、勢いが出る

 金本監督 5回も先頭バッターで孝介ですかね。孝介には負担をかけ過ぎている。年齢的にも、休み休み出させてあげたいが、現状でそういうわけにもいかず、無理させて申し訳ないが、今日はよかった。

 -復調か

 金本監督 それは本人にきいてください(笑い)。

 -上本の働きも大きい

 金本監督 粘って塁に出たり、打てるのが、上本の良さですから。自分らしさを出してくれた。

 -三塁打でサイクルだったが、ベンチに下げた

 金本監督 今日は暑かったし、上本は体力ないのでね(笑い)。明日、少しでもいい体調で万全でいってほしいので、代えました。

 -メッセンジャーに勝ちがついた

 金本監督 今日は本当に球も走っていた。安心して見ていられた。エースが抑えて、4番が打って、うちらしい理想的な勝ち方ができた。

 -次は秋山で必勝を期す

 金本監督 前半戦最後、しかも甲子園。いい形で勝って、前半戦を終えたい。