日本ハム大谷翔平投手(23)が予定通り、試合前練習中にブルペン入りした。アクシデントから一夜明けたが、約30球の調整を行った。試合はスタメンからは外れたが、ベンチ入りはする。

 コンディションに異変が起きたのは27日オリックス戦(京セラドーム)。初回の第1打席で遊ゴロを放った際に、左太もも裏を釣りそうな感覚を持ったため、途中交代していた。

 栗山監督は「つってるだけ。大丈夫だと思う」と、大事に至っていないことを確認。ブルペン投球後にフリー打撃は行わなかったが、グラウンドに出て投手調整に専念した。

 大谷はこの日、遠征先の大阪から午前中にチームとともに空路で北海道へ戻った。移動試合になることも考慮し、栗山監督は「予定通り」と野手としてはスタメンから外すことと、ブルペン入りすることは、当初から決めていた。