巨人宇佐見真吾捕手(24)が宮崎での秋季キャンプ4日目の4日、シートノックで初めて一塁の守備についた。

 岡本から一塁手用グラブを借り、外野ノックから一塁の守備位置へ。「捕手から見ているのと違ったので」と中継プレーでは動きに戸惑う場面も見られたが、ゴロ捕球では横っ跳びも見せた。宇佐見一塁は、あくまでチームの起用法の幅を広げるためのオプションの1つ。「難しかったです。でも、できる限り、時間を見つけて練習します」と意欲を示した。

 また、今キャンプで初めて実施されたシート打撃では、最後に石川慎吾外野手(24)がマスクをかぶった。あくまでも緊急事態に備えてのもので、高橋由伸監督(42)は「本人もまだまだ怖さがあるような感じもしたし。普通にやってくれることを求めているわけではないので。(捕手の)免疫を付けることなのでね」と説明した。