東京6大学リーグの法大が神奈川・川崎市内の同大グラウンドで年内の練習を納め、今季4番としてけん引した来秋ドラフト候補の中山翔太内野手(3年=履正社)が決意表明した。

 「プロ1本で行きます。大学に入る時からそうでした」。今季はフル参戦し打率も3割1分5厘。2本塁打を放ったが「来年は本塁打をもっと打ちたい。記録を作れるようもっと頑張ります」と宣言した。

 同じくドラフト候補で現役最多の15勝を挙げる菅野秀哉投手(3年=小高工)は今季5勝中、4完投してチームを引っ張った。「体重が増えてスタミナがついた。プロには行きたいと思っています。年間10勝ぐらいしたいし、春秋どちらかで防御率0点台を記録したい」と拳を握った。

 主将の向山基生内野手(3年=法政二)は50メートル6秒0で走攻守そろった好選手。「このメンバーがそろって優勝できなかったらおかしいぐらいに思っています。若いころから経験積んでいる選手も多いしまずは明治、そして(秋優勝の)慶応をやっつけたい。個人的な1番の目標はプロに行くことです」と言い切った。なお、例年2月に行っているキャンプを、来年は自校のグラウンドで行う。