中日松坂大輔投手(37)が17日、百貨店の松坂屋名古屋店「マツザカヤ ドラゴンズを優勝させる会」から同店が販売している「平成の書」小判を贈呈された。

 4月30日のDeNA戦での中日移籍後初勝利を祝してのもの。同小判は、平成の元号が発表された際の「平成」の文字を表面にデザインし、裏面には松坂の中日初勝利をたたえる刻印がされている。大きさは縦7・1センチ、横4・2センチで30グラムの純金製。裏面は自由に刻印でき、一般発売される。販売価格は30万円(税込み)。「平成の怪物」と松坂屋と同じ姓を持つことをひっかけての贈呈だ。

 「(小判をいただくのは)初めて。小さいときのおもちゃ以来です。(勝利を)改めて祝ってもらってうれしい。これからも1つずつ勝利を積み重ねていけたら」と、松坂は世界で1つだけのオリジナル小判を贈呈され、笑顔を見せていた。今季10勝を挙げれば大判(100万円=税込み)になるかも? 「大きなモチベーションになります。よろしくお願いします」と、関係者に“おねだり”していた。