阪神は28日、ヤクルト戦(神宮)が台風12号直撃にともなって中止になり、9月以降、さらに過密日程を強いられることになった。すでに追加日程で10連戦が組まれており、今後の調整次第では、最大14連戦になる恐れもある。谷本球団副社長兼球団本部長は「しばらくは(追加)日程も出さないようです」と説明。他球団の雨天中止も照らし合わせ、NPBが決める。

 この日は午後から、激しい風雨がたたき付ける神宮の室内練習場で練習。金本監督も「仕方ない。チーム状態がいま、いいとは言えない。かみ合っていないところがあるからね。そういう面ではいいのかも分からんね。あとに回す方が」と前向きにとらえた。チームは今季16度目の試合中止。天候不順にたたられ、乗り切れない状況が続く。上位浮上を期すためにも、恵みの雨として、態勢を整えたいところだ。