DeNA嶺井博希捕手が、勝ち越しアーチで連敗を止めた。

2-2で迎えた7回2死からカウント3-0で、ベンチから「打て」のサイン。1スイング目は空振りしたが、続く144キロのど真ん中への直球をとらえた。打った瞬間、バットを大きく投げ飛ばす手応え。バックスクリーン左に運ぶ4号勝ち越しソロ本塁打となった。「打率が低いので甘い球を狙っていた。ガルシアはいい投手なのでどんどん積極的にいこうと。(バットは)いつも投げてます」。

扇の要としても、先発、中継ぎ、抑えまで5人のリレーを好リード。攻守にわたる活躍でチームの連敗を2で止め、順位を5位に浮上させた。