大阪桐蔭の「100回大会世代」が“8冠”を飾った。台風の影響で日程が短縮され準決勝、決勝が行われないため4校1位のうちの1つとなった。新チームになってから全ての大阪大会と近畿大会を制し、甲子園春夏連覇を成し遂げて、国体も合わせると8度の頂点に輝いた。

今年は藤原恭大外野手、根尾昂内野手、柿木蓮投手、横川凱投手(ともに3年)の4人が、プロ志望届を提出する予定。これまで1チームからの複数指名は、大学社会人を含めると5人指名が最多だが、高校では01年の日大三などの4人が最多。大阪桐蔭の4人が指名されれば、歴代最多タイとなる。

藤原は「トリプルスリーを目標に1歩1歩力をつけていきたいなと思います」と将来の目標を話し、根尾は「ピッチャー、内野、外野、どこをやるか分かりませんが、どこを守ってもチームの勝利に貢献したい。長くやりたいと思います」と思い描いた。運命のドラフト会議は今月25日に行われる。