鷹の中継ぎ陣がアリゾナ合宿で疲れを癒やす。ソフトバンクは9日、加治屋、嘉弥真、石川が11日からの10日間、米アリゾナのトレーニング施設でオーバーホールに参加することを発表した。同施設は工藤監督が現役時代に自主トレで訪れていた地で、今季は股関節の手術を受けたサファテもリハビリで使用。大リーガーだけでなく、あらゆる種目のアスリートが集まる。球団として選手を送り出すのは初めて。

加治屋は今季、球団史上最多タイの72試合に登板。嘉弥真も自己最多67試合に投げた。石川は前半戦は先発、終盤はリリーフとしてフル回転。日本シリーズ第3戦を前に右肘の違和感を訴え、離脱していた。工藤監督は「メンテナンスは大事。リハビリというか、体のチェックをしたりですね。行くのは10日間くらいだが、やり方を教えてもらうと、こっちに帰ってきてからも自分でやれるからね」と話し、今後への広がりにも期待した。