阪神高山俊外野手が26日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、600万円ダウンの推定年俸3200万円でサインした。

「また来年も契約してもらえるということなので、頑張ろうと思いました」と引き締まった表情だ。

大卒1年目の16年は134試合出場で打率2割7分5厘、8本塁打、65打点と結果を残し、新人王に輝いた。だが昨季は103試合出場で打率2割5分、6本塁打と成績を落とし、今季はわずか45試合出場で打率1割7分2厘、1本塁打に終わっていた。

本来の実力を考えれば、来季も中堅レギュラー争いで有力候補となるべき存在。「もう1回自分のスタイルで勝負しようというか、そういう形でキャンプを迎えて終えて、今もそういう気持ちで練習している。いい方向に行くんじゃないかなと思います」と手応えを口にした上で「来年は自信はあります。それしかないですかね」と力を込めた。(金額は推定)