右肩炎症で戦列を離れている中日松坂大輔投手(38)がチームの規律違反でペナルティーを課せられていたことが16日、分かった。

関東地方での治療を球団から了承された5月の練習日に千葉県内でゴルフをしていたことを、17日発売の写真週刊誌「フライデー」で報道される。

すでに松坂から球団に「申し訳ありませんでした」と報告があり、ペナルティーを本人も了承した。加藤球団代表は「こちらとしては、練習日にゴルフをやるのはまずいぞ、と。休日のゴルフは禁止していないけれど、練習日はダメでしょう」と説明。球団代表によれば、松坂は「自覚が足りなかったです」と反省しているという。

松坂は2月キャンプ序盤にファンとの接触で右肩炎症を発症。3月上旬にキャッチボールを再開し、今月14日に捕手を座らせてのブルペン投球を再開したばかりだった。その際には「打者に対して投げていってもいいのかな、という感覚はある。今週中にできれば打撃投手をやらせてもらえれば」と説明。17日にもフリー打撃に登板する可能性が出ており、1軍復帰への期待が高まり始めていた。