中日が、3年ぶりの巨人戦3連勝を決めた。

1点差の8回2死二、三塁。福田永将内野手が、巨人3番手マシソンの代わりばなの初球スライダーを捉えた。打球は逆転の2点適時二塁打となり、チームを勝利へ導いた。

直前の2死一、三塁の代打・石垣のプロ初タイムリーも、福田の力になっていた。「石垣のフルスイングを見て、勇気を持って打席に入れた」。選手会長は、プロ3年目の後輩に感謝。この3連戦は3安打6打点で、今季の巨人戦の通算成績を打率3割2分2厘、6本塁打、19打点に伸ばした。竜のGキラーぶりを発揮し、巨人戦3連勝につなげた。

16年9月以来の巨人3連勝に、与田監督も頬を紅潮させた。「選手みんなが起用に応えて頑張ってくれた。1戦1戦素晴らしい試合を見せていきたい」。残り19試合。竜が、セの覇権争いのキーマンになるかもしれない。