阪神岡本洋介投手(34)が2日、西宮市内の球団事務所を訪れ、来季の契約を結ばないとの通達を受けた。

あいさつで鳴尾浜球場を訪れた岡本は「(球団から)戦力外と言われました」と明かし「良い環境でやらせてもらって、いい人ばかりで野球をやらせてもらいました」と感謝した。

09年のドラフトで、ヤマハから6位で西武に入団。1年目の10年4月20日ソフトバンク戦でプロ初登板を果たした。13年にはプロ初ホールド、初勝利を記録。15年には自己最多の42試合に登板。多彩な変化球を操り、先発から中継ぎまでを幅広くこなした。

18年3月、榎田との交換トレードで阪神に移籍。1年目から中継ぎで34試合に登板した。しかし、プロ10年目の今季は1軍でリリーフ3試合のみの登板に止まっていた。

今後については「まだ、何も考えてないです。昨日の今日なので。いろいろ相談して決めたい」と話した。