プロ野球選手が少年少女、指導者へ向けてレッスンを行う「ジュニア・ベースボール・クリニック」、今回アドバイスをしてくれるのは日本ハム白村明弘外野手です。

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もともと投手の白村選手。小学4年から中学3年までの間、自主練習で欠かさなかったのが壁の的当てです。描かれていた長方形の一方通行の標識をストライクゾーンに見立てて、その四隅を狙って投げていました。「狙ったところに連続で投げられるように。とにかく球が速くなりたいし、コントロールが良くなりたかったので」。チーム練習がある土日以外の週4~5日間、黙々と投げ込んでいました。

長い時で約2時間、多い時だと100球ほど。高架下の“特訓場”を「プロになったら、この場所を絶対有名な場所にしてやろうという気持ちで」実践していました。「練習パートナーがいない時などにも、1人でできる練習法として適していると思います」。

◆北海道日本ハムファイターズ・ベースボール・アカデミー◆ 未就学児から小学6年生までを対象に、元プロ野球選手がコーチとなり、野球の基礎基本から1人1人にあった技術指導をしてくれる野球スクール。https://www.fighters.co.jp/academy/baseball/