「みやざきフェニックス・リーグ」に参加中の阪神藤浪晋太郎投手が、26日の韓国ハンファ戦(SOKKEN)で同リーグ初先発し、中継ぎ特訓の成果を披露する。5回を投げる予定で約1カ月ぶりの先発マウンドになる。

24日のロッテ戦は雨天中止で、宮崎市内の屋内練習場で調整を行った。藤浪はブルペンで捕手を座らせて36球。直球に加え、スライダーやフォークなどの変化球も投げ込んだ。途中からチームスタッフにフォームの動画撮影を依頼し、入念にチェックした。「自分の思っている感覚、投球ができれば。自分の感覚的にいい球、いいフォームで投げられたと納得できれば、それでいい」。

入団7年目で初の1軍未勝利。今回のフェニックス・リーグで、2軍首脳陣は「いい感覚を取り戻すために」と短いイニングの起用方針を決定。ここまで6試合にリリーフ登板。計7回で無失点、四球も3つと課題の制球力も安定してきた。平田2軍監督は「取り組んだことが今、出つつある。良くなっているのは確か。今までやってきた1イニングを5イニング投げるという意識で」と期待する。ハンファ戦が最終登板の予定。再生が待たれる右腕は「いい形で終われれば」と力を込めた。【奥田隼人】