迷いを振り切った。不振にあえいでいた坂本勇人内野手に、待望の初安打が生まれた。
4回の第2打席。6球目の外角いっぱいのチェンジアップ120キロに反応。左前打とした。10月31日からのカナダとの2連戦から続いていた沈黙を破った。14打席目での安打に「内容のある安打と言えば、どうかな…。結果的には安打になって良かった」と笑った。6回にも左前打。マルチ安打で復調の兆しをつかんだ。
不調からフォームを固めようとして、硬さが出ていた。試合前練習で、稲葉監督から「左足を上げた時に、少し柔らかく使ったら」と指導を受けて実践。結果につなげた。打順は前夜の1番から6番に下がったことで、吹っ切れた。「何番というより、何とかチームが勝てるようにと思った」。今季は巨人の生え抜き右打者では長嶋茂雄を抜き、史上初のシーズン40本塁打を放った。さらなる局面で、確かな打撃力を発揮する。



