日本ハム斎藤佑樹投手が、川崎市内で行われた医療関係者やトレーナー、学生を対象にした講演会に参加。今春のセンバツから導入される球数制限について言及し「今回の500球制限は、すごくいいことだと思う」と、新たな試みに賛成した。

一方で、今後の甲子園大会の在り方について、大改革を求める一部の意見には懐疑的だ。「甲子園は日本独特の文化。何でもかんでもアメリカと比べるのは、良くない。甲子園が甲子園でなくなるのは、ちょっと違うでしょ。夏の甲子園は夏の甲子園。日程をあければいい」と、話した。

この講演会は、アスリートのパフォーマンス向上と障害防止の両立を目指すスポーツサイエンスラボラトリーが主催。体の仕組みなどに興味を持ち、知識を広げている右腕だが「もっと知らないといけないことが、たくさんある」と、選手の立場から感想を口にした。