中日ドラフト4位の郡司裕也捕手(21=慶大)は16日、入団会見で勝ち運を持つ「勝てる捕手」として開幕1軍入りをアピールした。

ドラフト後の明治神宮大会で慶大を日本一に導き、仙台育英時代にも高校の部ので同大会を制覇。中学時代には千葉市リトルシニアで日本一も経験している。「中学、高校、大学すべてで日本一になっています。小さいころからキャッチャーとして、頭を使ってゲームメークすることには自信があります」と頭脳と強運を武器に正捕手争いに打って出る決意を示した。

与田監督は「勝てる捕手」というフレーズを聞き「そういうキャッチャーが欲しいんです」とニンマリ。「まだレギュラーは決まっていない。郡司にも十分チャンスがある」と続けた。「もちろんキャンプから1軍でチャレンジさせていただければ」と1軍スタートを見据えた強運ルーキー。実戦派の郡司が谷繁以来、途絶えている竜の正捕手に名乗りをあげた。