ソフトバンクに重量打線が誕生する。16日、獲得が決定的だった元ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(35)の入団を発表した。NPB通算288発男の加入で、来季の打線の破壊力はさらに増すことになる。年俸は2年で総額10億円。

三笠杉彦GMは「チームとしては打線の強化が課題だったが、これで改善できたと思うし、期待している」と大型補強に満足していた。国内FA権を取得したバレンティンは来季、外国人枠から外れるため、柳田、デスパイネ、グラシアルと中軸を担うことができる。ヤクルトでは左翼を守ったが指名打者でも出場可能で、破壊力満点の打撃にさらに期待がかかる。「若手も成長しているが、リーグ奪回のために我々も十分準備をする必要があった」と三笠GM。さらに高いレベルでチーム内の競争も激しくなり、チーム力が高まっていくことも期待した。

バレンティンは球団を通じて「日本でのこれまでの経験を生かし、2020年のホークスのリーグ優勝、4年連続日本一を果たすため、全力を尽くします」とコメント。背番号は「4」に決まった。ヤクルト時代のチームメートで、「4」を譲って「99」となることが発表された川島も「彼をリスペクトしているし、ホークスでもその姿を見せてほしいという思いから背番号を譲る決心をしました。ファンの皆さんには、僕の新しい背番号を覚えてもらって、99の川島グッズを買ってほしいです」とコメントした。

柳田、バレンティン、デスパイネ、グラシアル。常勝軍団の打線が「強大カルテット」を武器にリーグ奪回を目指して西武打線に対抗する。【浦田由紀夫】

<ソフトバンク来季予想オーダー>

1(二)牧原

2(遊)今宮

3(中)柳田

4(指)バレンティン

5(左)デスパイネ

6(右)グラシアル

7(一)内川

8(三)松田宣

9(捕)甲斐