ポストPJも獲得目前! 阪神が、来季の新外国人としてジョン・エドワーズ投手(31=インディアンス3A)と獲得に向けた最終交渉に入っていることが18日、分かった。
この日までに残留交渉を続けてきたピアース・ジョンソン投手(28)との交渉継続を断念。代役候補として196センチの長身右腕に白羽の矢を立てた。これで今オフの補強にメドが立ち、球団史上最多となる開幕助っ人8人体制が整う。
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8番目の男は、ポスト・ジョンソンの期待がかかるセットアッパー候補だ。阪神がエドワーズの獲得交渉に動いていることが判明した。谷本修球団副社長兼本部長(55)がこの日、兵庫・西宮市内で取材に応じ、「(合意まで)時間はかからないと思います。1日遅れです。昨日のサンズ状態」と明かした。前日17日に韓国プロ野球の打点王サンズとの交渉が明らかになったばかりだが、エドワーズについても大詰めの段階であることを認めた。
波瀾(はらん)万丈の野球人生を送ってきた右腕が、虎のラストピースだった。エドワーズは長身から投げ下ろす150キロ超の直球とカーブ、スプリットを誇る本格派。メジャー通算49試合はすべて救援で2勝0敗、防御率3・67の成績を残している。ただ、06年にカージナルス入りした際は外野手だった。打者として芽が出ずに11年の独立リーグ時代に投手へ転向。14年オフには精巣がんが発覚し、手術を受けるなど苦難を乗り越えてきた過去がある。
勝敗の分かれ目となる「勝利の方程式」入りが期待される。球団はこの日までにジョンソン、ドリスとの残留交渉打ち切りを決定した。今季、開幕時のセットアッパーと抑えのダブル流出が現実になってしまったが、残留交渉と同時並行で新たなセットアッパーになり得る存在をリストアップ。早い段階から注目してきた不屈の剛腕に白羽の矢が立った。
すでに今季在籍していたマルテ、ガルシア、呂彦青とは契約を更新。4番候補のボーア、先発要員のガンケルの獲得もすでに発表済みだ。さらにソフトバンクから自由契約となったスアレス、前日に判明したサンズも正式契約は秒読み段階。同副社長は「外国人8名が完了すればそこで」と、外国人の契約をもって今オフの補強を終了するとした。25日のクリスマスまでにはすべて正式発表される見込み。15年ぶりのリーグ優勝へ。強力な助っ人8人体制が出来上がる。【桝井聡】
◆ジョン・エドワーズ 1988年1月8日生まれ、米国イリノイ州出身。06年にドラフト14巡目でカージナルスから指名され外野手としてプロ入り。マイナーなどでプレー後、11年途中に独立リーグで投手に転向、同年オフにレンジャーズとマイナー契約し、14年8月にメジャーデビュー。パドレス移籍後、17年3月に自由契約となり同年は無所属だった。18年にインディアンスと契約。今季は救援投手として9試合に登板し2勝0敗、防御率2・25。196センチ、108キロ、右投げ右打ち。



