西武から海外フリーエージェント(FA)権を行使しメジャー入りを目指す秋山翔吾外野手(31)が22日、復活への号砲を鳴らした。地元の神奈川・横須賀で「秋山翔吾 野球教室」を開催し、小学生64人を指導。打撃編では自らロングティーを実演し右足薬指骨折後初めて、“フルスイング”を解禁した。
固唾(かたず)をのんで見守る子どもたちの視線にスイッチが入った。鋭さを増すスイングに声援もヒートアップ。「子どもたちに見せたいと思ってしまうと。その辺、大人になりきれない。(外野に)あわよくばいけるんじゃないかと欲は出ますよね」。ソフトボールで5球を打った後に球を軟球に替えると、左翼越えを2本。最後はセンターオーバーで締めくくった。計9スイングは10月31日の負傷後、公の場では初めての“打撃”となった。
軟球といえども、回復ぶりを猛アピールした。「(ドクターに)怒られない程度だと思うんですけど…。あれくらいは大丈夫だろうと思っています」と笑い飛ばず。昨年まで登場していた小泉進次郎環境相は、今年は不在。それでも指導からじゃんけん大会まで、秋山らしくプレーでも言葉でも盛り上げた。
今月上旬、米国で直接交渉をしたカブス、ダイヤモンドバックス、レッズ、レイズなどとは交渉を継続している模様。「違和感なくできました。1月にかけて上がっていくと思う」。交渉を後押しするような躍動感を見せた。【栗田成芳】



