広島大瀬良大地投手がドラフト1位の明大・森下暢仁投手(22)の指南役を買って出る。

22日、北九州市内で母校・九州共立大出身プロ野球選手の後援会イベントに参加。同じ大卒ドラ1だった経験から「注目を浴びるし、すごく期待されると思う。張り切りすぎずに自分のペースを保って、ケガだけしないよう気を付けてもらえれば」とエールを送った。

自身は初の春季キャンプでは入団時より体重が6~7キロ減少。「気を使ったり、練習もきつくて、ガス欠っぽくなった。食事、睡眠は気を付けてやっていれば…」と苦労話を明かし、「彼も線が細い。より気を付けないとたぶん痩せちゃうと思う」と警告した。

大瀬良は1年目の14年に10勝(8敗)を挙げ、即戦力の期待に応えた。森下の2桁勝利の可能性については「映像でしか見てないですけど、勝てる力はあると思う」と期待し、「しんどい時期はあるでしょうけど、その都度自分で考えながら、アドバイスできるところはして、一緒に頑張っていけたらと思います」と共闘を誓った。【古財稜明】