160キロ左腕が飛躍へ強い思いを持って臨んでいる。20年にプロ4年目を迎えるソフトバンク古谷優人投手(20)だ。「来年は大学生なら4年生の年。そこまでに結果を残さないといけないと思っています」と力強い口調で話す。

1年目の17年オフに胸郭出口症候群による左腕血行障害を発症。ボールも握れない時期を乗り越えて、18年春に復帰した。19年は3軍交流戦の四国アイランドリーグplus香川戦で国内左腕最速となる160キロをマークするなど、大器の片りんを見せつつある。

強く刺激を受けたのが、1学年上の高橋純の存在だ。「去年までは、一緒にファームでやっていた。その純平さんが今年はあれだけ1軍で活躍された。悔しさもありますし、ぼくも負けていられない」。先輩は1軍で中継ぎとしてブレークを果たした。負けじと後に続きたいという思いが古谷を突き動かしている。

このオフは台湾でのアジア・ウインターリーグにも参加。年末には結婚し、守るべき家族もできた。新しいシーズンに期する思いは大きい。将来、球界を代表する左腕になる可能性も十分に秘めている。強力な鷹の投手陣に割って入るだけの素質は十分に持っている。【ソフトバンク担当=山本大地】