年末恒例「阪神ファンアンケート」で、矢野燿大監督(51)が厚い信任を得た。日刊スポーツでは今月上旬からインターネットでファンの声を募り、全体の有効投票で1016票が集まった。就任1年目の今季はシンボルの“矢野ガッツ”を前面に押し出し、昨季の最下位から巻き返して3位でAクラス入り。約84%という高い支持率たたき出し、来季優勝に大きな後押しを受けた。
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矢野阪神1年目は、巨人に6ゲーム差をつけられての3位だった。だが、シーズン最終盤に1つも負けられない状況で6連勝。Aクラスに食い込むと、クライマックスシリーズ(CS)でもファーストステージを勝ち抜いた。象徴となったのは、体いっぱいに喜びを表現する「矢野ガッツ」。そんなスタイルに共感するファンが相次ぎ、約84%もの高い支持率を得た。
「支持する」というファンの声の一部を紹介したい。「明るいベンチの継続を願います」(和歌山県40代男性)、「闘志を前面に出した明るく、楽しい野球をやってください」(兵庫県50代男性)、「ステキなチームになってると思います!」(福岡県50代女性)、「来季も明るく積極的な野球でガッツポーズをたくさんください」(兵庫県40代男性)、「矢野ガッツ全面的に支持します。でも後半は目が笑ってなかったですね。来年は全試合笑って頑張ってください」(奈良県60代男性)、「明るく元気なチームづくりこれからも続けて、笑って終われるように頑張ってください!」(兵庫県20代女性)…。多くの人が矢野監督のガッツポーズ、指揮官や選手らの笑顔にひかれ、チームには明るさを感じ取っていた。
野手では近本や木浪、投手では島本や守屋といった新戦力や昨年まで実績のなかった選手が台頭してきた。打線の破壊力はなかったものの、強力な投手陣を軸にしぶとく勝利を拾ってきた。多くのファンから「来季優勝」をいう期待の声も寄せられた。
もちろん「支持しない」という厳しい声もある。「守備を見れば分かる、緊張感がなさ過ぎる。キャンプでも一緒」(東京都60代男性)、「ちゃらちゃらするのはやめて、もっと毅然(きぜん)として」(鹿児島県70代以上男性)、「言う事とやる事が違いすぎる。積極野球のはずが、バントが際立って多い」(埼玉県70代以上男性)、「優しすぎる」(神奈川県30代男性)…。しかし、これも愛情の深さゆえに違いない。
最後にこんな声を記しておきたい。「日本一の瞬間の矢野ガッツが見たいです!」(兵庫県30代男性)。35年ぶりの日本一を、虎党が待っている。【松井周治】
◆阪神ファンアンケート インターネット「ニッカンスポーツ・コム」で2日から16日まで実施。北海道から沖縄の日本全国に海外も含め、全体の有効投票で1016票が集まった。
【年齢】年代は50代が最も多く26・1%、以下40代24・2%、20代と70代以上が12・1%、30代10・6%、60代9・9%、10代以下は5%【居住地】大阪18・4%、兵庫15・8%、東京11・2%、京都6%、神奈川5・9%、埼玉3・8%、愛知と千葉2・6%(上位8都道府県)



